エロトーーーク
キャバクラに通うオヤジの中で最も多い会話内容が、エロトークだ。
実際にキャバ嬢にアンケートしてみたところ、オヤジが放つエロフレーズNO.1が「イッたことある?」だそうだ。
この「イッたことある?」の質問をきっかけとして、オヤジは自らをアピールしてくるというのだから(ど)あつかましい。
自分がエッチを教えてあげようと、口説きにまで発展するのだから恐ろしくもある。
しかし、キャバ嬢の方が一枚上手。
きっとこの手の質問は、ヘドがでるほどされてきたのだろう。
華麗に受け流すその対応は、見ているだけで惚れそうだ。
心の広いキャバ嬢であれば、しばらく誰も得をしないそのエロトークに付き合ってやろうという気配りさえみえる。
しかし冷静になって考えてみると、「イッたことある?」の質問に対して、自信をもって「はい!あります!」と答えられるような場所でもない。
たいがいが、「ないです~」と答えるだろう。
そう答えざるをえない、まさに誘導尋問だ。
そうなると、すかさずおやじは「僕なら君をうまくイカせてあげるよ。そこらへんの若者とは違うんだ。いつにする?」という、強引な終着点におちつかせようとするのだ。
この会話、毎晩どこかのお店で繰り返されていることだろう。